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水道代の平均と節約術|2026年に全国で広がる水道料金の値上げと家計の守り方

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※ 2026年7月時点の情報です

「電気代やガス代は気にしていたけれど、水道代は正直よく分からない」そう感じている家庭は多いはずです。2026年は全国の自治体で水道料金・下水道使用料の値上げが相次いでいて、これまで手をつけてこなかった水道代も、家計を見直すうえで無視できない固定費になってきました。

水道料金は自治体ごとに独立して運営されている固定費で、値上げがそのまま毎月の請求に響いてきます。この記事では、水道代の平均や料金の決まり方を公的データで整理したうえで、2026年の値上げの背景と、今日から家庭でできる節約術・支払いの見直し方をまとめます。

1. 水道代の平均はいくら?使用量と料金の目安

まず「自分の家の水道代は多いのか少ないのか」を判断するために、使う水の量と料金の目安を押さえておきましょう。

東京都水道局によると、家庭で1人が1日に使う水の量は平均221リットル(令和3年度)とされています。世帯人数が増えるほど使用量は増え、1か月あたりの平均使用水量の目安は次のとおりです。

料金の全国平均も見てみましょう。EY Japanと水の安全保障戦略機構の共同研究では、1か月に20立方メートルを使う標準的な世帯の水道料金は、令和3年度(2021年度)の全国平均で月3,317円と試算されています。ただしこれはあくまで全国を平均した金額で、実際の水道料金は住んでいる自治体によって大きく変わります。同じ研究では、最も安い静岡県長泉町と最も高い自治体では約20倍の差があると指摘されています。

つまり「平均いくら」だけを見ても、自分の家の水道代が高いか安いかは判断しきれません。次のセクションで、なぜ自治体ごとにこれほど差が出るのかを見ていきます。

2. 水道料金の決まり方と「自治体差」

毎月の請求で「水道料金」としてまとめて引き落とされている金額は、実は複数の要素でできています。

  • 基本料金:使った量に関係なく毎月固定でかかる料金。水道メーターの口径(管の太さ)ごとに設定されている自治体が多い
  • 従量料金:使った水の量(立方メートル)に応じてかかる料金。多くの自治体は「使うほど1立方メートルあたりの単価が上がる」段階制をとっている
  • 下水道使用料:使った水を下水として処理するための料金。上水道の料金とあわせて請求されるのが一般的

このうち、上水道の料金(蛇口から出る水そのものの料金)と下水道使用料は、それぞれ別の会計で運営されています。水道事業は主に市区町村ごとに独立して経営されているため、施設の新しさ・人口密度・水源からの距離といった条件の違いが、そのまま料金の差になって表れます。自治体間で約20倍もの料金差が生まれるのは、この「地域ごとに独立採算で運営している」という仕組みが背景にあります。

だからこそ、一般的な節約法をそのまま当てはめるのではなく、自分の自治体の料金体系と使い方を前提に考える必要があります。

3. 2026年、水道料金の値上げが各地で相次ぐ

2026年は、全国の自治体で水道料金・下水道使用料の改定が続いています。改定率は自治体や使用量によって幅がありますが、代表的な例を挙げます。

これらは一部の例で、値上げの動きは全国に広がっています。EY Japanと水の安全保障戦略機構の共同研究では、現在の水道サービスを維持するには、2046年までに全国の約96%の水道事業体で値上げが必要になる可能性があり、値上げ率は全体平均で48%にのぼると試算されています。全国平均の水道料金は令和3年度の月3,317円から2046年度には月4,895円へ、およそ1.5倍という見通しです。

値上げの背景には、共通する構造的な理由があります。

料金の仕組みそのものは個人では変えられません。だからこそ、使う量を減らす工夫と、支払い方法の見直しで、値上げの影響をやわらげておくことが家計の守りになります。

4. 今日からできる水道代の節約術

節約というと我慢を思い浮かべがちですが、水道代はちょっとした使い方の切り替えで効果が出やすい費目です。東京都水道局が示す「流しっぱなしにしたときの使用量の目安」を知っておくと、どこに無駄があるか見えてきます。以下は水圧や蛇口の種類によって変わる目安ですが、止める価値の大きさがつかめます。

お風呂は家庭で使う水のなかでも量が大きい部分です。一般的な浴槽の残り湯は約180リットルあるので、洗濯や掃除、庭の水やりに再利用すると、捨てていた水をそのまま活かせます。

まとまった費用をかけずに続けられる工夫としては、次のようなものがあります。

  • 節水シャワーヘッドや節水コマなどの節水グッズを取り入れる(賃貸でも取り付けやすいものが多い)
  • 食器洗いや歯みがきの「出しっぱなし」をやめる習慣をつける
  • お風呂の残り湯を洗濯・掃除に回す

こうした工夫は工事を伴わないものが中心なので、持ち家でも賃貸でも今日から始められます。

5. 支払い方法を見直してポイントを取り戻す

使う量を減らす工夫と並行して、支払い方法を見直すと、値上げで増えた負担の一部をポイント還元で取り戻せる場合があります。

水道料金の支払い方法は自治体によって異なり、口座振替のほか、クレジットカード払いやスマートフォンの請求書払い(バーコード決済)に対応しているところもあります。対応している自治体なら、毎月出ていく固定費でポイントが貯まる形にできます。水道代は金額こそ大きくありませんが、電気・ガス・通信・保険といったほかの固定費とあわせて支払い方法を整えると、積み上がる還元は無視できない額になります。

自分の自治体がどの支払い方法に対応しているかは、水道局の公式サイトで確認できます。そのうえで、固定費全体をどのカードや決済にまとめるかを考えると効率的です。

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水道代を含む光熱費・通信費・保険料などの固定費をクレカ払いに切り替えるときの、カテゴリ別の還元率の考え方とカードの選び方を整理しています。

固定費のクレカ払いでポイントを貯める方法|通信費・光熱費・保険料の支払い最適化ガイド

6. よくある質問

水道代の全国平均はいくらですか?
1か月に20立方メートルを使う標準的な世帯で、 令和3年度の全国平均は月3,317円 と試算されています。ただし水道事業は自治体ごとに独立して運営されているため地域差が大きく、最も安い自治体と高い自治体では約20倍の差があります。使用量の目安としては、東京都水道局によると 家庭で1人が1日に使う水は平均221リットル(令和3年度) です。自分の家が平均より多いかは、検針票の使用水量を人数で割って比べると判断しやすくなります。
なぜ2026年に水道料金の値上げが各地で起きているのですか?
主な理由は、水道管や施設の老朽化にともなう更新・耐震化の費用増加と、人口減少による料金収入の減少です。たとえば 札幌市では維持管理費が直近10年で約33%増え、使用料収入は約25億円減少 しています。こうした事情は多くの自治体に共通しており、EY Japanと水の安全保障戦略機構の共同研究では、 2046年までに全国の約96%の水道事業体で値上げが必要になる可能性があり、値上げ率は全体平均で48% と試算されています。一時的な値上げではなく、長期的に続く傾向として備えておくと安心です。
一番手軽で効果が大きい水道の節約は何ですか?
「出しっぱなしをやめる」ことです。東京都水道局の目安では、 シャワーを3分間出しっぱなしにすると約36リットル、食器洗いで5分間流しっぱなしにすると約60リットル の水を使います。洗っている間や泡をつけている間にこまめに止めるだけで、我慢を増やさずに使用量を抑えられます。
賃貸に住んでいても水道代は節約できますか?
できます。工事を伴わない方法が中心なので、賃貸でも取り組めます。取り付け式の節水シャワーヘッドや節水コマを使う、食器洗いや歯みがきの出しっぱなしをやめる、といった工夫のほか、 約180リットルあるお風呂の残り湯 を洗濯や掃除に再利用する方法も効果的です。いずれも原状回復が不要なので、退去時の心配もありません。

7. まとめ

2026年は全国で水道料金・下水道使用料の値上げが続いており、その背景には水道管の老朽化更新・耐震化と、人口減少による収入減という長く続く構造的な課題があります。要点を整理します。

  • 水道代は自治体ごとに独立して運営されているため地域差が大きく、全国平均だけでは自分の家の水準は判断できない
  • 2026年は松本市・静岡市・札幌市など各地で改定が続き、長期的にも値上げ傾向が見込まれている
  • 使い方の工夫では「出しっぱなしをやめる」「残り湯を再利用する」が手軽で効果的
  • セクション5: 支払い方法を見直してポイントを取り戻すで触れたとおり、対応する自治体なら支払い方法の見直しで負担の一部を取り戻せる

水道代だけでなく、電気・ガス・通信・保険といった固定費全体をどの決済にまとめるかを決めておくと、毎月の支払いで貯まるポイントが積み上がります。自分がよく使うサービスに合わせて、どのポイント経済圏に支払いを寄せるかを考えてみてください。

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